| Still Caravan「Indigo Gravity」 |
| @Eclipse |
FThe Answer |
| AGalaxy 4 Galaxy |
GAfterglow |
| BAstronauts |
HFlare |
| CRover |
IBrinking |
| DNemesis |
JIndigo Gravity |
| E1/f |
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モダンジャズのウルトラ名盤ついにキターーーー!
しかも我らがFrom JAPAN
新世代バンド・Still Caravanがやってくれた!
まずは動画で聴いていただきたい。 |
どうですか?この格好よさ!
一度でも耳にしたら忘れられないほどキャッチーで、まるで海風がそのままメロディーになったかのように爽やか!煌く太陽と無限に広がる大海原が、脳裏にイマジネーションすること確実な「Galaxy 4 Garaxy」。サウンドや曲調などは異なりますが、T-SQUAREの往年の名曲「Omens of Love」を初めて耳にしたときの興奮と感動を思い出しました。
こんなにノリノリでゴキゲンな曲が、前奏曲「Eclipse」とともにオープニングからドカーンと大爆発するわけですよ!この時点で<北斗の拳>のジードばりに"ヒャッハー"とならない感性の方とは、ソウルメイトになれそうもありません。
この2曲だけでも<大当たりだったな〜>なんて油断していた自分が甘かった!
続く「Astronauts」の重点爆撃にやられました!
なんせロックオルガン炸裂ですよ。
なんってプログレッシヴなんだ!
ハモンドオルガン彷彿のトーンと、スリルを帯びたインプロヴィゼージョンが最高にシビれます。ここだけ切り取るといかにも70年代風ですが、そこは匠の音楽集団・Still
Caravan。グルーヴィーに盛り上げてくれるリズム隊と、DJ風のSEとあいまって、断然モダンな味付けが成されています。
そんな<往年のサウンド>と<近代的なセンス>を究極形に融合したのが「Rover」です。いかにも80年代的なアーバンナイト・サウンドを踏襲しながらも、ピアノや打ち込みを巧みに織り交ぜることで、見事なまでのモダンジャズに書き換え。やはりタダモノじゃありません。
その実力たるや日本のバンドの域を超越している!
アトランティック所属のアーティスト級
…といっても過言ではありません。Still Caravanのサウンドと世界観は、アメリカを代表する超大手のレコード会社に所属してきた大御所たちに勝るとも劣らない。その力量を垣間見せるのが「1/f」です。
正直、コマーシャルな曲でもなければ、疾走感のある曲でもありません。曲単体として考えると、少し地味な類かもしれません。でも、適度にルーズなリズムと、キラリと光るピアノのメロディラインの対比は絶妙!凡百のバンドでは、この雰囲気はまず作れません。アトランティック出身のスターや、たとえばユニバーサル傘下のGRPに所属する超実力派でなければ不可能でしょう。
さらに驚くことにPOPなセンスも凄い!
じつは本作にはヴォーカル入りのナンバーが「Nemesis」「The Answer」と2曲も含まれているのですが、そのポップセンスはお見事としか言いようがない。彼らがその気になれば、歌謡曲の世界でチャートを席巻できそう。人気の歌手やグループに曲を提供する方向性でも、大暴れできると思います。
そんな個性派集団をまとめあげているのが、作曲者でありサンプラーであるHiGASHi氏。楽器のサウンドをすぐにサンプリングしてパターン化する特技の持ち主だそうで、そのユニークなSEが各楽曲を数倍も魅力的にしているのは言わずもがな。特に「Afterglow」ではエフェクト処理されたブラスの音をSEとして用いるなど、あえてソウルフルになり過ぎない無機質なサウンドをチョイス。Still Caravanのサウンドにモダンな印象を強く受けるのは、HiGASHi氏のアイデアと手腕の賜物であることを痛感させられます。
こうした名曲揃いのアルバムを、怒涛の勢いで締めくくってしまいそうになるのが「Brinking」です。
ただひたすら格好いい!
ジャズでは珍しく縦ノリOK!
これぞメロディアス・フュージョンの極致!
オープニングの「Galaxy 4 Galaxy」と同様に、これもT-SQUAREの往年の疾走曲を想起させる素晴らしい出来栄え。ただしジャズらしさ…という意味ではStill Caravanのほうが圧倒的に煮詰められており、そこに彼ららしい<清らかなメロディ><軽快なグルーヴ><クールなSE>をドンデンバーンと叩き込んでくるのだから恐ろしい。正直、この曲でラストを飾っておいたほうがいいんじゃないの?…と、この時点では思い込んでしまいましたが、やっぱり凄いよこのアルバム!
完璧なるグランドフィナーレが待っていた!
ラストナンバーの「Indigo Glavity」こそ、大トリを飾るのにふさわしいファイナル・フロンティア!なんとスケールが大きく、慈愛に満ちあふれたナンバーだろう。
果てしなく広がる地平線か?
はたまた母なる大海原か?
…というくらいに壮大です。直前のナンバー「Brinking」の時点で締めくくったほうがいい…などと考えていた自分が、本当に恥ずかしい。ここまで最初から最後まで説得力のあるアルバムには、なかなかお目に掛かれません。Still
Caravanの皆さん、本当にありがとう。
そして、このページをご覧の方々に、これだけは言わせてほしい!
CDを買うか有料ダウンロードして聴いてほしい!
彼らのような才能あふれるアーティストにこそ、それに見合う対価が支払われて然るべきだと思うからです。そもそもネット上のしょっぱい無料音源では、この大傑作の素晴らしさの1億分の1も伝わりません。CDまたはハイレゾでお馴染みのHD音源で聴けば、無料音源では失われがちな音が洪水のように押し寄せてくる。都会から山奥に行くと、夜空にこんなに星があったのか…と驚くのと同じ。音の手数もクオリティも、無料音源の比ではありません。なによりマスタリングが完璧で、超がつくほどの高音質。こんなに素晴らしい作品だからこそ、しっかりとした容量のある音源で聴かなきゃ、もったいないです。しつこいようですが、ぜひCDを買うか、有料ダウンロードして聴いてください。
最後になりましたが「Indigo Gravity」は↓のような方にイチオシです。
・T-SQUAREやCASIOPEAが大好きな方
・キャッチーでメロディアスなジャズが好きな方
・ドライブ用の楽しくてお洒落なBGMをお探しの方
・小難しいジャズがどうも苦手な方
・昔ながらのコテコテなジャズはちょっと…という方
・新しいサウンドやアイデアを許容できる方
・最高の音楽に感動したい方 |
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