宝飾の常識を覆す、究極の実用芸術品・ニーシング




■ダイヤモンドの輝きを極限まで高める指輪とは?
「世界一、光輝くダイヤモンドは?」という問いに答えられる者は、おそらく存在しないでしょう。この世に存在する無数のダイヤの中から探し当てることなど不可能だからです。しかし「ダイヤモンドを極限まで美しく輝かせる指輪は?」という問いには即答できます。ドイツ・フレーデンの生んだ歴史的な発明品「ザ・ニーシング・リング」であると。画像を見ただけでお分かりのように、このリングにはダイヤモンドを留める「爪」がありません。外界からの光を遮断する障害物がほとんどないので、ダイヤモンドの隅々まで光が照らされます。ダイヤのもつ「光を反射させて輝く」という特性を、最大限に高めることが可能になりました。

■小粒のダイヤでも最高の存在感!普段使いしやすいニーシング
これだけダイヤモンドが輝くと、小粒のダイヤでもタダ者でない存在感に。小さなダイヤで満足できるとなれば、ダイヤの指輪もグッと普段使いしやすくなります。たとえば婚約指輪の場合、小粒のダイヤでは物足りないからという理由で、0.3カラット以上のものが人気です。しかし控え目な日本人女性にとって、0.3カラット以上のダイヤは必ずしも着けやすい代物ではありません。「ダイヤが大袈裟で気恥ずかしい」という理由で、せっかく貰った婚約指輪がタンスの肥やしになることも…。しかしニーシングなら0.1〜0.2カラットのダイヤでも綺麗なので、さりげなく愛用するのにぴったり。その美しい輝きを、気軽に愉しむことができます。



数本の爪が光を遮ってしまうばかりか、ダイヤの下半分が埋もれてしまう。 光が遮られず、ダイヤの最下部の突起「キューレット」まで見える。



■普通の鋳造加工ではダイヤがポロリ!
このザ・ニーシング・リング…通称テンション・セッティングを見て「ダイヤモンドがポロリと落ちないだろうか?」と思われるかもしれません。たしかに一般的な指輪と同じ鋳造(ちゅうぞう)で作られた枠だと、ダイヤは落ちてしまうでしょう。ドロドロに溶かした貴金属を型枠に流し込んで成形しただけの指輪では、ダイヤモンドを押さえつけておくだけの張力(テンション)が得られないからです。しかしニーシングの指輪は、テンションが強いこと強いこと。鋳造でなく鍛造(たんぞう)で製作されているからこその芸当です。

■金属密度を高める鍛造加工とは?
日本の伝統的な刀作りの風景を想い起こしてみてください。高温に熱せられた玉鋼を、刀匠がトンテンカンと打ち込んでいる姿を想起するはずです。これが即ち鍛造加工。金属をギュッと圧縮させることで、その密度を飛躍的に高めることができます。ましてやニーシングでは、貴金属に数トンもの圧力をかけて加工する。ダイヤモンドをガッチリと留めるための張力が得られるのと同時に、耐久性も格段に強くなります。ダイヤが落ちてしまったという事例は、誕生から30年が経過した現在でもほとんど報告されていないそうです。



 
 斜めにカットした枠にダイヤをセットする、非常に難易度の高い作品が「ナルシス」



■ニーシングは、ニーシングにしか作れない!
今や自社製の宝飾品は、マイナーどころを除けばほとんど存在しません。ハリー・ウィンストン等の超高級ブランドですら、外注生産に出すのが常識です。しかしニーシングは外注に頼らない。ニーシングと同じレベルで加工できる業者が存在しないため、外注に出したくても出せないというのが実情です。唯一、ダイヤモンドだけが外注品。それ以外は完全自社製で、加工するための機材までも自社で開発しているほどです。ニーシングは、ニーシングにしか作れない。その職人魂たるや、もはや呆れ果てるしかありません。

■これぞ究極の実用芸術品!
ただ美しいだけのジュエリーや、個性だけを追求した宝飾品は数え切れないほど存在します。しかしザ・ニーシング・リングは「ダイヤモンドをひときわ輝かせる」という至上命題のもと、最高の叡智とクラフトマンシップを傾注して製作。ひときわ美しい輝きを追求した結果、なんと耐久性も向上しました。個性・輝き・強さなどの要素がひとつの目的の元に結実したニーシングこそ、究極の実用芸術品と呼ぶのにふさわしい。これほどの逸品が市販品として量産され、ビジネスとして成立していること自体が奇跡なのかもしれません。



 
エタニティリングにもテンションセッティングの妙技が冴えわたる「シャイン」



■ザ・ニーシング・リングのメリットをまとめてみました!
・ダイヤモンドの輝きが最高。
・小さなダイヤモンドでも存在感が際立つ。
・普段使いしやすい。タンスの肥やしにならない。さりげなく身に着けられる。
・ダイヤモンドの保持力がきわめて高い。普通の爪留めの比ではない。
・鍛造加工品なので指輪自体がとにかく丈夫。耐久性が高い。
・ブランド品自慢とは無縁。世間のことなんて知らないよ〜!
…というミョ〜な自己満に浸れる。
ワタクシはホンモノを着けてますワ!有名ブランド品なんて興味ないワ。

■世の中に完璧なものなど存在しない。デメリットもまとめてみました!
・サイズ直しができない。サイズを変える場合は枠(リング)ごと交換。費用は2〜3万円。
・大きなダイヤにすると枠も巨大に。ダイヤが重くなるほど、張力の強い大型リングが必要なため。
・大型になるとかなり目立つ。ゴツい外国人女性には好評でも、日本人女性には…。
・少し重いので好みが分かれる。貴金属の密度が高い鍛造加工品の宿命ともいえる。
・他人に自慢してもリアクションが低い。クロウト好み過ぎて、女心的にはちょっと寂しい!?

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