携帯ポンプにもピッタリ!KCNCポンプコネクター


 


とっとと空気を入れ直さないと身体が冷えちゃうよ!バルブを曲げないように慎重に?シコシコとネジ込みしろって?そんなのやってられるかぁ〜…というわけでヒラメが恋しくて仕方がなくなるんです、僕の場合。なんせ手先が超ブッキーなので。ヒラメならスコーンとセットして、ムニュッと閉めればハイ終わり。携帯ポンプのヘッドもヒラメ化しよう…と何度も思い描きました。

ところがそんな決意をいつも打ち砕いてくれるのが、ヒラメの重さ。ヘッドだけで100グラムもあると、ちょっと携帯しづらいですね。そこでヒラメほど優秀でなくても、それに近いヘッドはないものかと探してみたら、あっさり見つかりました。KCNCの「ポンプコネクター」が。これ、まんまヒラメの横カムです。ここまで露骨に同じで大丈夫か…と、こちらが心配してしまうほどヒラメです。


 
ヒラメ愛用者なら一発でピーンとくるルックスですね。カラーリングは一転して華やかですが。


バルブをロックする構造も、使い方もヒラメとクリソツ。それでいながら50グラムと、アルミ合金ならではの軽さがグレイトです。ホースをロックするためのバンドを用意する必要がないという点でも、さすがに後出しジャンケンだけあって優れてますね。高精度にCNC加工された堅牢なボディーに、ゴールドとレッドのカラーリングがカッチョいいです。

ただしバルブにセットする際に、ちょっと気を遣いますね。バブルへの密着力が多少あるので、ヒラメほどテキトーにポン乗せすることができない。レバーでロックや解除をする際も、ちょっと固くてカクカクします。このあたりがKCNCの甘さというべきか、日本のヒラメの偉大さというべきか…。いずれにせよ普通のヘッドなら蹴散らせるほどの高品質なので、その点ではご心配なく。

とりあえず今回はトピークの携帯ポンプに取り付けてみたので、その方法は下記を参照に。ただし作業や機能性に関わるリスクを承知の上で、すべて自己責任で行ってください。使い勝手のよさと携帯性を両立した逸品であると、自画自賛しております。KCNCさんには申し訳ないけれど、ヒラメ監修の携帯ポンプが発売されないかなぁ…。シマノPRO meets ヒラメとか。


 
携帯ポンプ、水まわり用のビニールテープ、ポンプコネクターの他、ハサミを用意する。


     
@自己責任でホースの先端をバッサリとカット。もう後戻りはできないので、切る前に熟考を重ねてくださいね。   Aホースにコネクターを挿すのが固くて固くて…。この位置まで「どりゃ〜!」と気合いで突っ込むべし。


   
     
Bホースが細いとロックされないので、ビニールテープ(今回は長さ80mmがベスト)でホースを太くする。   C最後に赤いロックナットをギュギュッと回すとロックされる。このシステムはヒラメよりも進んでいますね。


 
 サクサクっと完成。ホースを収納すると長さ24センチのコンパクトサイズです。


 
ホース収納時は逆さにしても伸びません。テープで太くした部分が本体に固定されるからです。


 
ウェッジパックのホルダーで吊り下げて携帯することができる。ゴールドが鮮やかに映えますね。

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